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夢見るシンデレラ。

第2章 *魔法の馬車...





「骨折れてるわけじゃないんだから歩けますって。」












捲れた布団を湊に掛けると、素直に横になる。




いつにもなく弱ってる湊が少しだけ可愛く見えたー・・・














「西田さんに話してきます。
あと、体温計も持ってきますね。」



「あっ、おい、」



「ーー?」



「・・・・」



「なんですか?」



「いや、何でもない。」












寝返りをうって背中を向けてしまった湊






美月は首を傾げながらも、きっとまた気分屋の心変わりだろうと部屋を出て西田の元へ向かった。



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