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夢見るシンデレラ。

第2章 *魔法の馬車...






「・・まな板・・・、」



「社長にとって私は石ころ同様かもしれない。蹴飛ばされて、踏み潰されて、普通にしてたら気付いてももらえない。」



「・・・・」



「社長はお金と地位でしか人を評価できない。だから地位もお金もない人をモノ同様に殴ったり蹴ったりするんでしょ?」



「お前、俺の何を知ってる」



「知らない。何も知らないよ。
だからこそ、あんたが可哀想だと思うの。」













お金も地位もない。




それでも私は友達にも家族にも恵まれてる。












でも、あの屋敷にはあんなに人がいるのに寂しくて・・・




あんなにシャンデリアが輝いてるのに暗くて・・・











あそこにいると孤独しか感じない。




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