テキストサイズ

夢見るシンデレラ。

第2章 *魔法の馬車...





「なぁ、湊やけに機嫌悪くない?」



「んー・・・


いつもあんな感じじゃない?」



「そうか?」













クラブに向かう途中、賑わう人混みの反対側の道路で立つ人影に蓮は立ち止まった。













「・・・蓮?どうした?」



「あっ、ううん。
知り合いに似てる人がいたから・・」



「そっか。


早く行こうぜ。
酒飲みたくてウズウズしてる。」













蓮は徹について歩きながらも、その人影から目を離せずにいた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ