夢見るシンデレラ。
第3章 *魔法使い...
「っ・・ゴホッゴホッ・・!!」
やっと外に出た頃には、辺りが消防車やらパトカーに囲まれていた。
「・・こっちだ・・!」
湊に体を支えられるようにして、建物の陰に身を隠す
「大成功だな」
「っ・・ちょ、あんた・・・!
放火したわけ・・?ゴホッゴホッ」
「あれはただの煙玉。
ちょっとやりすぎたかもしれないけど。」
「・・信じられない・・・」
「お前を助けるためだ。仕方ないだろ?」
「誰もそんなこと頼んでない。」
「じゃあ、あのまま処女失っても良かったのかよ!!見ず知らずの奴に処女奪われんだぞ?」
「処女処女って何度も言わないでよ!!」
すぐに口喧嘩になってしまう
でも、どこか安心できて、それも心地良かったー・・・