【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~
第5章 レオ篇
「……レオ殿?」
さすがにおかしいと感じた官僚が
訝しげにレオの名を呼ぶ。
月花が達して朦朧としている頃には
書類の内容は全て読み終えていた。
「すみません、何でもありません。書類の内容はわかりました。そのまま進めて下さい」
レオが扉越しに宮廷官僚に答えると
官僚は「了解した」と声を発し
そのまま部屋から離れていった。
「ふぅ…ビックリしたね」
レオの見下ろす先にはテーブルに横たわり
グッタリとする月花の姿がある。
顔を真っ赤にし、瞳に涙を滲ませて
レオから視線をそらすように顔を背けていた。
「月花チャン…ごめんね」
レオは優しく月花の頭を撫でる。
『…レオの…ばかぁ…っ』
絞り出すように声を発した月花を
レオは優しく抱き締めた。
「やり過ぎちゃったかな…ごめん」
涙を拭うように月花の目元にキスをする。
すると視線をレオに向けた月花が
掠れた声で告げた。
『…気持ち良すぎて…おかしくなるかと思った…』
「え?」
『扉の外に人がいると思ったら…いつもより身体が…感じてしまったの…っ』
「月花チャン……」
『やっぱり私の身体…おかしいよ……っ』
震える声で訴えると
そんな月花を目を細めて見つめていたレオが
月花の身体をいっそう強く抱き締めた。
『……っレオ』
首を傾け月花の唇に深く口づけを落とす。
さすがにおかしいと感じた官僚が
訝しげにレオの名を呼ぶ。
月花が達して朦朧としている頃には
書類の内容は全て読み終えていた。
「すみません、何でもありません。書類の内容はわかりました。そのまま進めて下さい」
レオが扉越しに宮廷官僚に答えると
官僚は「了解した」と声を発し
そのまま部屋から離れていった。
「ふぅ…ビックリしたね」
レオの見下ろす先にはテーブルに横たわり
グッタリとする月花の姿がある。
顔を真っ赤にし、瞳に涙を滲ませて
レオから視線をそらすように顔を背けていた。
「月花チャン…ごめんね」
レオは優しく月花の頭を撫でる。
『…レオの…ばかぁ…っ』
絞り出すように声を発した月花を
レオは優しく抱き締めた。
「やり過ぎちゃったかな…ごめん」
涙を拭うように月花の目元にキスをする。
すると視線をレオに向けた月花が
掠れた声で告げた。
『…気持ち良すぎて…おかしくなるかと思った…』
「え?」
『扉の外に人がいると思ったら…いつもより身体が…感じてしまったの…っ』
「月花チャン……」
『やっぱり私の身体…おかしいよ……っ』
震える声で訴えると
そんな月花を目を細めて見つめていたレオが
月花の身体をいっそう強く抱き締めた。
『……っレオ』
首を傾け月花の唇に深く口づけを落とす。