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【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第6章 アラン×レオ篇 ~白昼夢~

部屋に着くと
テーブルにケーキと紅茶を並べ
3人で「いただきます」と声をあげた。


レオとアランがケーキを口に含む。


『……どうかな?』


恐る恐る聞いてみると。


レオ「美味しいよ、月花チャン」

アラン「…ん。いいんじゃねぇの」

『よかった…』


二人に褒めてもらい
月花は嬉しさに満面の笑みを浮かべた。


(隠し味に使ったシロップが良かったのかも…)


嬉しさと美味しさで
月花もケーキを食べる手がとまらない。


アラン「すげぇ食いっぷり」

レオ「お腹すいてたの?」


そんな月花を見て
アランとレオが呆れた顔をしつつも
優しく微笑みかけてくる。


『そういう訳じゃないんだけど…』

(なんだか食べたくて仕方がないんだよね)

(それに……)

(さっきから身体が熱い気がする…どうしたのかな?)


月花は自分の身体の変化に気付いていた。

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