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【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第6章 アラン×レオ篇 ~白昼夢~

月花は自身の身体を抱き締めるようにして
腕を回し、身体の疼きを必死で抑えようとした。


レオ「……」


するとそんな月花を見つめていたレオが
ふっと口元を和らげる。

そして、コツコツと足音をたてて
扉に近づいたかと思うと、
内側から扉に鍵をかけた。


『レオ…?』

アラン「なにしてんだよ…アンタ」


レオの行動に月花とアランは首を傾げる。


レオ「大丈夫だよ、月花チャン。俺とアランが助けてあげる」


そう言うとレオは
月花の側まで歩いていき、
月花を椅子から立ち上がらせた。

そして腰を引き寄せ
月花の赤く潤んだ唇にキスをした。


『っ!』

アラン「っ!?おいっ……!」


アランの叫び声を無視して
月花の唇を強く吸い、
舌をぺちゃぺちゃと絡ませていく。


『っ……あ…ぁ…レ…オ……っ』


レオのキスに感じているのか
月花の腕がレオの首にまわり、
レオの舌を求める。

激しいキスが終ると、
月花はレオに身体をもたれかけながら
ハァハァと熱い吐息を漏らした。


アラン「……っ何してんだよ!」


アランはレオに近付くと、
首もとのシャツを強く掴んだ。


レオ「何って……催淫剤の対処法だよ」

アラン「……?」


レオの言葉にアランが瞬きする。


レオ「催淫剤はケーキに入っていたんだ。じきに俺達にも効いてくる。噂だとこの催淫剤は強力らしい、満たされないと効果が弱まらない」



『レ…オ…』


待ちきれないのか月花が潤んだ瞳で
レオを見上げる。


レオ「俺達3人で気持ちよくなるのが一番イイ方法だと思わない?」

アラン「……っ」

『アラン……』


月花はレオから離れると、
今度はアランにぎゅっと抱きついた。

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