【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~
第6章 アラン×レオ篇 ~白昼夢~
アラン「おい…っ!しっかりしろよっ」
困惑しながらも月花を離そうとするが
涙目でアランを見上げる月花は
堪らなく色っぽい。
アラン「お前……っ」
『アラン…私の身体…変なの…。身体が熱くて…どうしていいか…わからないの…っ』
そんな月花の言葉に
アランの顔が一気に赤く染まる。
レオ「わかったでしょ?こんな状態の月花チャンをお前は放っておけるの?」
アラン「……っ」
アランが眉間にシワを寄せ、
月花を見下ろす。
レオ「……何か、俺も身体が熱くなってきた。催淫剤が効いてきたかな」
アラン「……」
レオ「お前が嫌なら俺だけで月花チャンを気持ちよくさせるけど、それでいい?」
レオが試すようにアランに聞いてくる。
アラン「お前は…どうしたいんだよ…?」
アランは月花の顔を両手で包み込み、
潤んだ月花の瞳をじっと見つめ尋ねた。
『…私……は……』
月花の唇から掠れた声が漏れる。
アラン「……」
レオ「……」
そんな月花を
アランとレオはじっと見つめる。
『アラン…レオ…』
月花の手がアランとレオの服を
ぎゅっと握りしめると。
『お願い…助けて……』
それは甘い時間の始まりの合図だった…