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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第5章 ごしゅじんさまぁっ

「……」

期待しながら、裕翔を待つ。

ーーピーンポーン。

ドアの方から音がする。
裕翔が来たんだっ!

僕は頑張って声を出した。

「ゆ、うとー! 僕、いるよー」

と、リビングから叫ぶ。


「おうっ!」

すると、裕翔はトイレの方から出て来た。


……え、なんで?


「え、裕翔…なんで?」

「いや、ドアの鍵が閉まってたから」
裕翔が苦笑いする。

そっかー。

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