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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第6章 一人ぼっちで

 裕翔が、僕からそれを抜くと、僕の横に倒れこんだ。
 そして、僕に抱きついた。

「……神谷、愛してる」
「へ?」

 僕は、いきなりのことに驚いて、聞き返してしまった。

 あっ、愛してるぅぅぅ!!!!!????

 裕翔の顔をみると、やっぱり耳まで真っ赤で。
 それをみると、また欲情してしまう僕がいた。

「僕も……裕翔、大好きっ」

 そういって、裕翔にキスした。そして、裕翔の首に手を回した。
 どちらからともなく、舌を絡める。
 必死に、互いを貪るようなキス。
 裕翔の口は熱くて、気持ち良い。何度やっても、飽きなかった。

 淫らな水音が寝室に響いて、僕の下半身に、また熱がこもり始める。
 
「ねぇ……」

 二回戦、やろ? って言おうとして、裕翔のそれに触れると、もう大っきくなっていた。
 裕翔も、すっかりやる気らしい。

 僕は、すっかり嬉しくなって、裕翔に抱きついた。

「ねぇ、二回戦、ヤろ?」



 ――そうして、僕らは二回戦を開始したのだった。


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