ナーバス BREAK DOWN
第2章 解逅
―――――
――――
―――
――
―
「……」
「…けるな!」
「あんたこそ、ふざけんなよ!」
(な‥に…?)
言い争う声で真実は覚醒した。
(ここは‥?)
一瞬、真実は自分がどこにいるのかも分からなかった。
「退けよ。真実を連れて帰る」
「はぁ?余計なお世話だ!消えろ!」
言い争っている声に聞き覚えがあった。
幼なじみの友紀だ。
(友紀?なんで?怒ってる?)
真実は起き上がろうとして頭を上げた。
「うぅ‥」
その途端、ぐらりと眩暈し頭がずきずき痛み出した。
下半身にも重い痛みを感じた。
視線を下に向けて自分が裸だと真実は気がつく。
そして塚本に犯された事を思い出した。
「あぁぁぁぁ!!」
真実が思わず上げた悲鳴に二人は言い争いを止めた。
「真実!」
塚本を押し退けて友紀が駆け寄ってくる。
今までベンチの背もたれに隠れて見えなかった真実を見て友紀は思わず息を飲んだ。
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「……」
「…けるな!」
「あんたこそ、ふざけんなよ!」
(な‥に…?)
言い争う声で真実は覚醒した。
(ここは‥?)
一瞬、真実は自分がどこにいるのかも分からなかった。
「退けよ。真実を連れて帰る」
「はぁ?余計なお世話だ!消えろ!」
言い争っている声に聞き覚えがあった。
幼なじみの友紀だ。
(友紀?なんで?怒ってる?)
真実は起き上がろうとして頭を上げた。
「うぅ‥」
その途端、ぐらりと眩暈し頭がずきずき痛み出した。
下半身にも重い痛みを感じた。
視線を下に向けて自分が裸だと真実は気がつく。
そして塚本に犯された事を思い出した。
「あぁぁぁぁ!!」
真実が思わず上げた悲鳴に二人は言い争いを止めた。
「真実!」
塚本を押し退けて友紀が駆け寄ってくる。
今までベンチの背もたれに隠れて見えなかった真実を見て友紀は思わず息を飲んだ。