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好きでした。

第5章 ひとりぼっちのクリスマス

少し気まずいと思ったけど
冴斗君があれこれ話してくれて
いつの間にか気まずさが消えていった。


場所を移動するって事で
冴斗君の後を着いて行くと
灯台みたいな感じの子供用の遊具があって
螺旋階段を登って行くと
薄暗い景色から町の光が広がった…


「綺麗…」


「来たこと無かった?」


「うん。無かった…」


「もうこの時間だと遊んでる子供も居ないし~
結構穴場なんだ♪」


時刻は夕方6時過ぎ…
確かにここまでの移動ですれ違った人は数人だった。




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