テキストサイズ

不器用な彼の愛情表現

第2章 プチ同窓会

待ちに待ったカラオケの日。

男女数人がカラオケに集まった。

その中には、竜樹も綾もいた。

(あの子、確か近所のコンビニに、たまに買い物に来るよな)

友人と話しながらも、視線はなぜか1人の女の子を追っている。

「竜樹、どうかしたか?」

「いや、別に……」

竜樹は慌てて視線を友人に戻した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ