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不器用な彼の愛情表現

第2章 プチ同窓会

ざわつく室内。

「じゃあ、尾野が先に歌えばいいんじゃねぇの?」

そう切り出したのは竜樹だった。

「え…、なんで?」

和沙はぽかんとしている。

「時間もったいないし、先に言い出した人が、歌えばあとから歌いやすくなるんじゃない?」

フワッと軽くパーマをかけた女子が、何気に目で訴える。

それ、いいじゃん! 周りも乗り気になった。
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