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不器用な彼の愛情表現

第1章 恋愛?何それ?

空は、まあ良い天気だ。

竜樹は気が進まないが、バイトなら仕方ないと、夕方から夜中まで通しで、欠員の穴埋めで出る事にした。

「安東君、助かるよ」

「いえ、役に立つなら…」

給料が少し増えるから引き受けたとは、口が裂けても言えない。

竜樹は両親と3人暮らしだ。

だから、金銭面では困っていない。

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