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最初で最後の恋

第14章 重なり合う想い

「昨日も言ったでしょ。謝るなって!

透にもね、ちゃんと話したから」


香奈が透くんの方を見ると、透くんもうん、と頷いていた。


「澪ちゃんの気持ちも、神田のこともちゃんと聞いたよ。

俺と香奈で、今度こそ澪ちゃんのことサポートできるようにするから」


そう言ってにっこりと笑った2人。

あたしもつられて笑った。


本当に久しぶりに笑った気がする。
こんな風になれたのも、2人のおかげ。


そして、あたしは今日。






神田くんに会いに行こうと決めていた。

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