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「あ、澪？

さっきはごめんな、一緒に帰れなくて」


本当はさみしかったけど、あたしは平気だよって言った。

神田君はもごもごと言葉を続ける。


「日曜さ、どこ行こうか？澪どっか行きたいとこある？」


よかったぁ…日曜日のこと、ちゃんと覚えててくれた。
でも……


早苗って子のことも気になる。


あたしがいない間に、なにを話してたんだろう。


「…ど、どこでもいいよ？」


でも、今は聞かない。
受け止めるって決めたもん。

神田君から話してくれるはずだから、待とう。