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いつまでも一緒に…

第2章 2

駅に着いた。
達也はまだ来ていないみたい。
私は、駅舎の前で達也を待った。


待った。待った。待った。けど来ないよ!!
待ち合わせの時間はもうとっくに過ぎてる。
私は達也の携帯に電話をしてみた。

prrrrr…

達「もしもし。」

悠「達也!?何で来ないの!? もしかしてなんかあった?」

達「今、何時?」

悠「9時10分。」

達「!?」

あぁ、寝坊したな。
まったく、デートの日に寝坊するなんて…

達「今家でる。ちょっと待ってて!」

悠「待っ…」ブチッ

あ、切られた。相当焦ってんな。

5分後

達也が走って来た。てか電話切ってから来るの速っ!
達「ごめん!寝坊した。」

悠「何やってんの!目覚まし時計ちゃんとセットしたの?」

達「セットしたんだけど、目覚まし時計を止めた時に強く叩き過ぎて壊れちゃったみたい。んで、2度寝しちゃいまして…ごめん!
許して。」

目覚まし時計を叩いて壊すってどんだけ腕力あるのよ。てゆーか謝る時にそんなうるうるした目で見られたら許せない物も許しちゃうじゃん。

悠「しょうがないなぁ。次からは気を付けてよ。」

達「良かった。」

私は達也のこの人懐っこい笑顔が大好き。この笑顔を見るといつもほっとする。
悠「切符、買っといたから電車乗って行こ?」

達「そうだな。」

私達は電車に乗って遊園地に向かった。

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