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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第7章 暗闇のサーカス

ポタ…ポタ…ポタ…

赤い赤い、液体が滴る。

そう。赤い赤い、液体。

「!?」

何故…?!

「キャアアア!!」

「ウワァアア!!」

周りの人達は、叫ぶ。

紳士は、硬直したままでいた。

私は、何故か、落ち着いていた。

「あらー。失敗…でしたね…。それでは、次です!!」

団長は、次々へと進めていく。

サーカスは、恐怖意外、何もなかった。

サーカスの象に踏まれる。

サーカスのライオンに食われる。

水の溢れるとこから、脱出失敗。

体を切られる。

炎に巻き込まれる。

綱渡りで墜落。

なんて、恐ろしいの。

途中で抜けようとした人達は、

みんな殺された。

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