テキストサイズ

遺伝子の欲望

第7章 放射線物質

「食前酒だけで、結構です!」


せっかく暢くんと、心ゆくまま、しっぽりまっり遺伝子について語り合えると思ってたのに!


予定をメチャクチャ狂わされた怒りが、達しかけていた。 


でも松原さんの追撃は止まらない。


「暢くんは、何歳なんだい?」


はぁ~?
何の話をする気?でも、暢くんは素直に答えてしまうんだろう。


「25歳です。」


「ふ~ん…何で学生してるんだい?浪人したの?」


おいっ!
何でいつも自分視点を入れるのよ!



ストーリーメニュー

TOPTOPへ