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遺伝子の欲望

第8章 単細胞生物

「ただの見栄か、カッコつけよ!」


あの人は、自分が最高と思いたいだけ!


「うっわぁ~!ザックリ!黎子の中で『嫌い』に分類したでしょ!」


「当たり前じゃない!
松原さんと関わっても、何のプラスも見い出せないし、挙げ句暢くんにだって!」


「暢くん?松原さん、暢くんに何かしたの?だから黎子、水かけたの?」


香織は、眼を輝かせてきた。


何かしら、いきなり。


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