テキストサイズ

遺伝子の欲望

第8章 単細胞生物

「分かったわよ…経緯を話せば香織だって納得すると思うわ。」


出来たら、腹ただしいし、思い出したくないから、はしょって話したけど、はしょり過ぎたわね。


そして、日曜日の経緯を香織に話すと


「あぁ~そりゃキレるわ!暢くん大丈夫だった?」


やっぱり、話は早いわね。


「暢くん…凄い大人なのよね。どうしたらあんな子に育つか知りたいから、ご両親に会わせてもらえるのよ~。」


嬉しくて、ウットリそう言うと香織は驚いた様子で


「はい?付き合ってるから紹介するとかじゃなくて?」


と、聞いてきた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ