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遺伝子の欲望

第6章 ウイルス

「香織っ!」


「わっ!」


香織は、バレたと肩をすぼめる。


「いつも、ありがとう!きっと今回も美味しわね。」


「黎子さんに言ってもらうと…自信付きます。」


「美味し~!!」


「香織さん、本当ですか?」


「うんうん!上手いよね~本当に!また、作りに来てよ!小田切さん喜ぶから!」


「はい…。」


何故か赤くなった暢くんに、香織がまた反応するのが分かる。


「ちょっと!腐女子!」
「わっ!ごめん!」
「へっ?腐女子?」


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