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カレコイ

第2章 現在の私



「山口だって、山岡だって、田渕、佐野間、柳、みーんな私より、好き!が出てたのに。



あいつだけ、私のことそんなに好き!って感じじゃないの。



もし、私以外に好きな女でもいて、そっちには好き!って出してるんなら、お仕置きしてやるんだから!!」






「その前に、お前にお仕置きしなきゃな。」




「はぁ?何でわた......







ぅわわわわわわ!!!ゆ、幸!」




あーあ。しーらない。



山之内さんって、多分どどどS。




「南ちゃん、酒癖の悪い麻友がお世話かけたね。


明日も仕事なのにね。



もう、遅いし、こいつ、連れて帰るから。



南ちゃんも送ってくよ。」




そういって、さりげなく二人分の会計の伝票をもつ。



「そんな!お金はちゃんと払いますよ!!」



社会人なんだし、こんな飲み散らかしておごってもらうなんてできない!!



すると耳元に顔を近づけてこっそりという。



「いーの。南ちゃんのおかげで、麻友の過去の男のこととか、何考えてるかわかったから。




後でたっぷり可愛がれそうだしw



そのお礼だから、ね?払わせて?」







え、エロっ!!


そんな声で頼まれたら、もう断れないし!!




「ご、ごちそうになります......」



「はいはい。」



ちょっとしか年が離れてないのに、大人だなぁ。





やっぱり。年上っていいのかもなぁ。



「ちょっと!私は帰んないわよ?!


勝手に帰ったら?」



駄々をこねる麻友。




私からしたら可愛いんだけどね。





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