カレコイ
第2章 現在の私
「麻友?
いーの?そんなこと言ってて。
撮影最終日の夜の(あれ)なんて比じゃないくらいにしてもいいんだよ?」
すると麻友の顔が、真っ赤に!!でも一瞬で真っ青に!!
(あれ)って......?
いや、いいや。怖すぎる。考えたくない。
結局、麻友はおとなしく居酒屋を出て車に乗った。
そして私が降りるとき。
「あ、ありがとうございました。」
「いーえ。また、麻友のこと、よろしくね?」
「またね?南!今度はこいつの来れないところで飲みあかそうね!!」
「......ふっ。
どうやら
一晩中、(あれ)よりすごくしてほしいようだな。」
なーんて。怖い一言聞こえたけど。
なんだかんだでラブラブなんだから。
いいなぁ。年上。