カレコイ
第4章 キッカケ
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「せーんせ。はい、日誌。」
「ん、石井くん、ありがと。」
放課後今日日直だった石井くんは職員室に日誌を持ってきてくれた。
「にしても、石井くんは玉川くんと相川くんの保護者みたいだね。」
「不本意ですけどね。」
だろうよ。
石井くんは帰宅部みたいだけど、玉川くんはバスケ部、相川君はサッカー部に入っている。
さっきだって「拓ちゃーん!俺まだ、いきたくなーい!」とか、「お休みしタイヨー」とかアホな発言してた二人をしっかり送り届けてた。
「ふふ。」
「?なんすか?」
「いやぁ。さっきの思い出して。石井くんに好きって思ってもらってる人は幸せだね。君はいい嫁さんになるよw」
「いや。俺さすがに嫁に行く気はないっす。」
うん。冗談冗談。
日誌をチェックしながら話す。
「石井くんの好きな人って、同じ学校の人なの?」
さりげなく聞いてみる。
この少年が好きな人がもし、この学校にいたら。それがしれ渡ったら。
あれよ。あれ。
よくある女の戦いが始まる気がして.......
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「せーんせ。はい、日誌。」
「ん、石井くん、ありがと。」
放課後今日日直だった石井くんは職員室に日誌を持ってきてくれた。
「にしても、石井くんは玉川くんと相川くんの保護者みたいだね。」
「不本意ですけどね。」
だろうよ。
石井くんは帰宅部みたいだけど、玉川くんはバスケ部、相川君はサッカー部に入っている。
さっきだって「拓ちゃーん!俺まだ、いきたくなーい!」とか、「お休みしタイヨー」とかアホな発言してた二人をしっかり送り届けてた。
「ふふ。」
「?なんすか?」
「いやぁ。さっきの思い出して。石井くんに好きって思ってもらってる人は幸せだね。君はいい嫁さんになるよw」
「いや。俺さすがに嫁に行く気はないっす。」
うん。冗談冗談。
日誌をチェックしながら話す。
「石井くんの好きな人って、同じ学校の人なの?」
さりげなく聞いてみる。
この少年が好きな人がもし、この学校にいたら。それがしれ渡ったら。
あれよ。あれ。
よくある女の戦いが始まる気がして.......