テキストサイズ

カレコイ

第6章 あの少年は.....



ーーーー



「いや、今日はお疲れ様。」




すごいわ。



人気者の石井くんとしっかり者の灘さんが旅行委員になってくれたお陰で


班決めとスムーズに。



女子たちも灘さんが彼氏持ちなことを知ってたらしくて石井くんと旅行委員やることにも文句なしだった。




「卓也がいいん?!!



適任者は俺だろ?!!!」



とまぁ玉川は訳のわからんことをいってたが。




「ホント、何が疲れたかって、男子3人、女子3人の六人班で、相川と玉川と同じ班になったことですよ。」





あああ。ホントにお疲れ様!!!



「灘さんに助けてもらいな.....ね?」




しっかり者の灘さんが同じ班ということが彼にとっても唯一の救いだろ。




「灘さんが神に思えてきた.....」



灘さん、したの名前も香美代(かみよ)だしね.....




「じゃあ、はい。今日で日直、終わり、ね。ご苦労様。」






日誌のチェックも終わり、石井くんを帰そうとする。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ