カレコイ
第7章 今までとは違う毎日
はぁ。サバサバしてます。麻友さん。
ずばっと自分の考えを出せるだけで凄いと思う。
タブーを犯したくないなら、私が拓也君を好きにならなきゃいいんだよね。
恋愛感情として。
「.....十津川先生?」
うん。あんなイケメンに告白されるなんて、一生に残るいい思い出になるじゃないか!!
「.....十津川先生!!」
そうだ!10も年下にだぞ?はっ!私もまだまだ捨てたもんじゃない!!
「十津川先生!!」
「うわぁ!!!はいっ!!おはようございます!!」
肩を掴まれ振り替えると。
石井先生。
「もう生徒たちいませんよ?ビックリしました。誰もいないのにおはようございます繰り返してて。
なんか、見える人かと、思ってしまいました.....すみません。」
あああああああああああらら?
気づけばもう誰もいない。
はづかしい...
「い、いえ!!//私がボーッとしてたのが悪いんです!すみません!!」
やってしまったと反省しながら職員室に戻る。
「十津川先生.....もしかして、なにか悩みごとでもあるんですか?」
「え?いや、その.....」