カレコイ
第7章 今までとは違う毎日
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「南ちゃん、おはよー!」
「おはようございます。」
にぎわう学校。とりあえずまだ石井くんには会ってない。
ふぅ。
麻友に車で言われた。
「さっきのは半分冗談だけど(半分?)。
でも、やっぱり10年ぶりの再開。しかもその石井君はナミのことずっと一途に好き 、なんて。
運命にしか思えないのよね。
確かに、タブーではあるわ。かなりのリスクの。
でも、まぁ、好きなようにナミにアタックさせてやればいいじゃない。
それで、ナミがホントに好きになっちゃったなら。
そしたら、そんときに考えればいいのよ。
ま、あくまで私のかんがえは、だけどね。」