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秘密の派遣業務

第13章 誰のモノ?

佐伯「…本当に紗江って可愛いよな…。まあ…可哀想だと思うけど…俺は来たのが紗江で良かったって思うわ。」

藤本「…俺もそう思う。ブスだったらやる気にならねーからさ。」

(…確かにそうなんだが…)

話を聞きながら桐沢は顔をしかめた。

(…みんな紗江を気に入ってんのか?)

そう思うと何故か胸が妬けた。

藤本「…紗江見てたらさ…優しい気持ちになれるんだよ。いつも泣きそうな顔をしてるからかな…」

佐伯「そうそう…抱いてる時にあんな顔されたら堪らなくなるし…」

桐沢「…………」

紗江の話をするみんなを桐沢は複雑な思いで見ていた。

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