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秘密の派遣業務

第13章 誰のモノ?

みんなが食べ終わった頃を見計らって、紗江は珈琲をテーブルに運ぶ。

紗江「みなさん、珈琲をどうぞ。」

順番に珈琲を置いていく紗江をみんながじっと見つめた。

紗江「…な、何ですか?」

視線に気付いて紗江は慌てた。

佐伯「紗江は可愛いなって話してたんだ。」

紗江「え…っ?」

途端に真っ赤になった。

(いきなり何?どう反応すればいいか…わかんないよ…)

藤堂「みんな、紗江を気に入ってるって事だよ。」

紗江「あ、ありがとう…ございます?」

紗江の返答にみんなが吹き出した。

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