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秘密の派遣業務

第13章 誰のモノ?

桐沢「何で疑問形?」

桐沢はクスクス笑う。

紗江「だ、だって…」

桐沢を見た紗江は桐沢から目が離せなくなる。

(な、何でそんな優しい目で見るの?)

無意識に桐沢と紗江は見つめあっていた。

(…桐沢さん…)

(…紗江…)

お互いに心の中で名前を呼び合う。

藤本「あのぅ…二人の世界に入らないでもらえます?」

桐沢.紗江「え?」

ハッとしたようにお互いに目を反らせた。

藤本「紗江はみんなのモノなんだからね?」

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