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秘密の派遣業務

第19章 誤解

桐沢の同意に佐伯と藤本がホッとした表情を浮かべる。

だが…

桐沢「…確かに…お前らにとってはそうかも知れない…だけど…俺は違う。」

佐伯「え…?」

もう我慢出来なかった。
愛玩具なんて言い方が…許せなかった。

桐沢「紗江は…愛玩具なんかじゃないっ!!」

強い意志を持って桐沢は二人をにらんだ。

桐沢「お前らと…俺を…一緒にするな。」

桐沢が立ち上がる。
これ以上話す気にはなれなかった。

佐伯「…桐沢…お前…」

その時だった。

藤堂「…お前ら…」

藤堂が食堂の入り口に立っていた。

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