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秘密の派遣業務

第20章 一人ぼっち

紗江「………………」

胸の奥が痛くて…
涙は止まらなくて…

(…静かだ…)

聞こえるのは波の音だけ…

(…一人ぼっちだ…)

この世に一人ぼっちになってしまったような…
そんな感じがした。

紗江「…お母さん…」

亡き母を想う…

紗江「…本当に一人ぼっちになっちゃったよ…」

膝を抱え顔を埋める。

紗江「…っ…うぅ…うぅ…っ…」

(気持ちの整理なんて…出来ないよ…)

どうすればいいのか…
わからないまま…
泣き続ける事しか出来なかった…。

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