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秘密の派遣業務

第21章 伝えたい想い

研究所の前で藤堂たちと合流した。

桐沢「居たか?」

藤堂「いや、何処にも居ない。」

みんな息が切れて汗だくになっていた。

桐沢「桟橋にはいなかった。」

藤堂「裏の林にもいなかった。」

藤本「岩場にもいなかった。」

その時佐伯が走ってきた。

佐伯「ハアハア…桐沢…居たっ!!ハアハア…海岸だっ!!」

桐沢「っ!!」

聞くと同時に桐沢は走り出す。
物凄いスピードで…

藤本「俺たちも…」

桐沢の後を追いかけようとした藤本の手を藤堂が掴んだ。

藤堂「桐沢に…任せよう…」

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