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秘密の派遣業務

第23章 嬉しい辞退

紗江の部屋で桐沢はくつろいでいた。

桐沢「掃除してくれたんだな。ありがとう。」

優しく紗江の頭を撫でる。

紗江「…掃除くらいしか…出来ないから…」

桐沢「そんな事はない。助かるよ。でも…無理はしなくていいからな?」

紗江「…うん…」

(本当に優しいな…)

嬉しくて…幸せで…
自然と笑顔になる。

擦り寄るように桐沢の腕に自分の腕を絡めその逞しい身体に頭を寄せた。

(…紗江…可愛い…)

その甘えるような仕草に桐沢の心もまた温かくなる。
同時に心地良い胸の疼きに紗江の手をギュっと握り締めた。



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