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夕食の時間になり二人揃って部屋を出る。

食堂に行くとまだ誰も来ていなかった。

善を取り並んで座り楽しく話しながら食べていると、みんなが食堂に入ってきた。

藤堂と佐伯、藤本の3人が2人の前に来る。

藤堂「ここ…いいかな？」

紗江「はい。どうぞ。」

2人きりの食事を邪魔されたせいか桐沢は少し不機嫌だ。
それを見た藤堂は呆れたように笑った。

藤堂「桐沢お前…分かり易すぎ。」

佐伯と藤本も笑っている。

3人は構わず2人の前に座ると食べ始めた。

藤堂「紗江、今夜は俺の部屋だろ？」

食べながら藤堂が紗江を見た。