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秘密の派遣業務

第26章 心の傷と闇

峯山「…わかってないから教えてあげたんだよ。」

峯山はさも当然と言わんばかりにそう言う。

あまりの酷い言い草に紗江は何も言い返せなかった。

涙を堪えながら服を着る。
そして…そのまま峯山の部屋を出た。

誰も居なくなった部屋で…

峯山「…まだ自覚が足りないみたいだな。」

1人呟きニヤッと笑った。


紗江は自室に戻るとシャワーを浴びた。

身体は怠くて…お腹も痛い。
頭もズキズキしていた。

何も考えたくなくて…シャワーから出るとベッドに潜り込んだ。

疲れ果てていたせいもあって、そのままスゥっと眠りについた。

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