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秘密の派遣業務

第29章 愛のかたち

その言葉は紗江の心にも突き刺さる。

紗江「…い、嫌ぁ…どうし…て…ハァ…」

桐沢「…紗江…愛してる。」

紗江「ハァ…直哉…さん…ああっ…」

桐沢「…愛は形じゃないだろ?…心だ…。俺たちの心はいつでもひとつだ…」

桐沢の言葉は紗江の心に響く…

桐沢「だから大丈夫だ。」

紗江「…ハァ…ハァ…ぁ…」

その言葉に紗江はホッとする。
同時にかろうじて保っていた理性は崩れ落ちた。

紗江の手が峯山の頬を包み込み、紗江は自分から峯山の唇にキスをした。

そして…

紗江「…抱いて…」

甘えるような声で紗江が峯山を求める。

峯山「っ?!……やっと…俺を求めたな…」

峯山は満足気に桐沢を見据えた。

その時…

紗江「…抱いて…直哉さん…」

峯山「っ?!」

紗江は今、目の前の峯山を桐沢だと思って求めていた…

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