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秘密の派遣業務

第31章 社長からの解放

今では研究所員全員が紗江の夜の仕事を辞退していた。

それは単に紗江が桐沢の恋人になったからだけではなく、全員が紗江を大切に想い始めたからでもある。

紗江の幸せを考えればこそだった。

だけど、そんな事情を社長は知らない。

今日だってただ紗江を抱く為だけにやって来たのだ。

所長「…紗江の仕事内容は変更したんだよ。」

社長「は?」

所長「今は厨房の手伝いといろいろ雑務をやって貰ってる。もちろん夜の仕事はなしでね。」

社長「どういう事だ?」

真顔になって社長は所長を見据えた。

所長「わからないかい?紗江はもうここでSEXの仕事はしていないって事だよ。だから君ももう紗江を抱く事は出来ない。条件が変わったんだからね。」

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