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秘密の派遣業務

第34章 最後の夜〜桐沢の愛〜

その力強い温もりに紗江も我慢出来なくなり腕を桐沢の背に回しギュっとその逞しい身体を抱き締める。

(…離れたくない…)

(…離したくない…)

お互いに心の中で呟く。

しばらくそのまま抱きしめ合い…

桐沢は紗江を抱き上げバスルームに向かった。


湯船の中で身体を寄せ合っていた。

桐沢「……………」

紗江「……………」

交わす言葉もみつからない…

ただお互いの肌を優しく撫でながら…

(…泣きそう…)

紗江は必死に涙を堪えていた。

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