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秘密の派遣業務

第39章 動き出した時間

そして…

紗江「…返事…来ないな…」

桐沢からの手紙を待つ紗江はポストに今日も手紙がないのを確認して落胆していた。

紗江「…やっぱり…ワガママだったのかな…?」

不安で堪らなかった。

桐沢を信じていない訳じゃない。
でも…

紗江「…もう…手紙くれないのかな…」

アパートで1人落ち込み、涙した。

(あんな感情をぶつけるような手紙を出してしまったんだから…仕方ないよね…覚悟…しなきゃ…ね…)

それでも…いつまでも待つと言う気持ちは変わらなかった。

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