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秘密の派遣業務

第9章 所長室にて

所長室の奥のドアを開けるとそこは仮眠室になっていた。

社長「…待ちわびたよ…」

社長がギュッと私を抱き締めた。

(…嫌だ…抱かれたくないっ…)

身体が強張り震えが走る。

社長「…ずっと好きだった。お前が欲しかった…」

その声は真剣で嘘には聞こえない。

紗江「…奥様が居るのに?」

社長「あいつを好きで結婚したわけじゃない。」

社長が悔しそうに顔を歪ませた。

社長「俺はお前が好きだ。」

社長は私をベッドに押し倒すと激しく唇を奪った。

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