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秘密の派遣業務

第11章 傷ついた心を癒すのは…

桐沢は紗江の部屋のドアをノックした。

手には夕食の善を持っていた。

紗江「………はい……何か?」

泣き腫らした目をした紗江がドアを開けた。

その姿に胸が痛む。

桐沢「…夕食…持って来たから…」

紗江「…ありがとう…」

受け取ろうとした紗江を制し桐沢は紗江の部屋に入る。

テーブルに善を置いた。

桐沢「…大丈夫か?真っ青だぞ?」

紗江「…うん…大丈夫…」

(…本当は大丈夫なんかじゃない…でも…心配かけたくないから…)

桐沢「…今夜は何もしないから、側に居させてくれないか?」

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