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永遠(トワ)に愛す ~新たな恋~

第2章 秘密…

 
 
 
「…んっ‥‥」
 
 あれ…わたし‥‥
 
 
 
目を覚ますと‥見慣れない部屋の景色とベッドの感触に困惑しながら、ゆっくり上半身を起こした。
 
 
「目を覚ましたようです ね」
 
「シンさん…ここは…」 
「私が宿泊しているビジ ネスホテルです
 美李亜様が気を失って しまって
 住所を知らなかったの でとりあえずここに連 れてきました」
 
「すいません‥迷惑かけ ちゃって…」
 
「気にしないで下さい」 
 
 
そう言いながら、ベッドの端に座るシン…
 
 
 
「…あの…さっきの人は ‥‥知り合いだったん ですか…?」
 
「…まぁ‥何回か見たこ とがある程度です
 話しとかはしたことあ りません」
 
「そう‥ですか…」
 
 あの人が言ってた
 食事のために犠牲にな ってもらうって…
 どういう意味だったの かな…?
 
 
「大丈夫ですか?
 あの男からなにか変な ことでも言われました か?」
 
「えっ?あっ‥はい…
 でも‥一番驚いたのは いつの間にか男の人が 倒れてて
 いつの間にかシンさん がいたことです…
 …それに…
 取れた腕が治っている ように見えて‥‥」
 
 
 
その話しを聞いて、シンは真剣な眼差しで見つめた。
 
 
 
「美李亜様…
 私のこと…どう思って いますか…?」
 
「えっ…」
 
「…私は‥他の女性とは 違う目で
 あなたを見ていました 」
 
 
 えっ…それって‥‥
 
 
 
 
 

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