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永遠(トワ)に愛す ~新たな恋~

第2章 秘密…

 
店が終わった後‥シンが泊まっているホテルの一室で…
美李亜は緊張した面持ちでテーブルの椅子に座っていて、その前に‥Yシャツ姿で肩腕をまくったシンが立ち尽くしていた。
 
 
 
「では‥よく見ていて下 さい」
 
 
 
そう言うと、隠し持っていた小さなナイフでいきなりまくっていた方の腕を切りつけた―――
 
 
 
 っ!?
 
「シンさんっなにしてっ ―――」
 
 
 
慌てて立ち上がった美李亜だったが‥一瞬にして傷が治っていくのを見て、驚きのあまり言葉を失ってしまった。
 
 
 
 えっ…うそ‥‥
 
 
「私はヴァンパイアです どんな傷でもすぐに治 ります
 平均寿命は2000~3000 歳くらいと‥人間より 遥かに永い時を生きま す」
 
「ヴァンパイア…?」
 
 そんな話し‥本の中で しか存在しないんじゃ ‥‥
 でも…傷が一瞬で治っ てっ…
 
 
 
半信半疑の美李亜に、シンは仕方なさそうに顔を近づけた‥‥
 
 
 
「もう一つ‥ヴァンパイ アだということを証明 します…
 …力を抜いて下さい… 」
 
「えっ…?」
 
 
 
首筋に顔が埋められ‥何かが突き刺さる感触と同時に…
感じたことのない独特の快楽に襲われた―――
 
 
 
「あっ‥‥シンさんっ… 」
 
 もしかして‥血をっ… !?
 痛いどころか‥‥
 
 
「美李亜…」
 
 
 
首筋から顔を離したシンは、愛おしむようにゆっくりと唇を重ねた‥‥
 
 
 
「んっ‥‥あっ‥‥」
 
 血の味がする…
 本当に‥シンさんは― ――‥‥
 
 
 
パサリとワンピースを脱がされ‥可愛らしい下着が露わになり、美李亜は恥ずかしそうに顔を赤くさせた‥‥
 
 
 
「綺麗です…
 …私の美李亜‥‥」
 
 
 綺麗なのはシンさんの 方…
 一瞬でわたしを虜に… 
 
「最高の快楽を‥あなた に‥‥」
 
 
 
軽々と美李亜をテーブルの上に乗せると、その完璧な体を覆い被せ‥また唇を重ねた‥‥
 
 
 
 
 

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