永遠(トワ)に愛す ~新たな恋~
第2章 秘密…
その夜…
店には独りでソファーに座っている美李亜の姿があり、シンが来るのを待っていた。
「お待たせしました
一日に2回も逢えるな んて嬉しいです」
「あの…答えが出ました …シンさんのこと…全 部知りたいです‥‥」
「…わかりました
終わったら‥私のホテ ルへ一緒に来て下さい 」
優しく微笑むシンだったが、どこか緊張した様子で隣に座った。
「あの後‥怒られません でしたか?」
「はい…怒られなかった 代わりにお見合いをす ることになって‥‥
最近‥お父さんにお見 合いを何回もさせられ て…
それで‥嫌気がさして ホストクラブに‥‥
そのおかげでシンさん に出逢ったんだけど… 」
「そうだったんですか… 私が引き止めたせいで すみません…」
「シンさんのせいじゃな いですっ
お父さんにシンさんと 別れるよう言われた時 …
胸が痛くて苦しくて… わたしは‥シンさんの ことを心から好きなん だって思いました‥‥
だから…なにを知って もわたしはっ‥‥」
「それを聞いて少し安心 しました…
お見合いするのは嫌で すが‥言ってくれて嬉 しいです」
「お見合いの相手にはそ の場で断るつもりです わたしにはシンさんし かいません」
わたしっ
なんかすごいこと言っ てるっ…
今頃恥ずかしくなって きちゃった
「美李亜様…
今ここで襲いたいくら い‥嬉しいです」
「あ‥‥」
色気を漂わせながら見つめるシンに‥美李亜の胸はドキッと高鳴り、頬を赤くさせた‥‥