テキストサイズ

永遠(トワ)に愛す ~新たな恋~

第4章 すれ違い…そして…

 
その翌朝…
 
隣にシンがいないことに気がついた美李亜は、起き上がり部屋を見渡した…
 
 
 
 シンさん‥どこ行った んだろう‥‥
 
 
 
ベッドを降り‥ふと、テーブルの上に置かれていた紙に目がいった。
 
 
 
《出掛けてきます
 夕方には戻ります》
 
 
 
 出掛けるって‥どこに 行ったのかな…?
 昨日‥断ったから他の 女の人の所に‥‥
 
 ―――って‥なに考え てるのっ!
 シンさんはそんなこと する人じゃないのわか ってるのにっ‥‥
 
 
 
うなだれながら、美李亜はしばらく置き手紙を見つめた‥‥‥
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「それでは‥私は帰りま す」
 
 
 
懐かしいさを思わせる広く豪華な食堂…
りんを挟むように座る、シンと響夜の姿があり‥全てあの頃のままだ。
 
 
 
「もう帰っちゃうんです か?」
 
「はい
 大切な人が待っている ので…
 2人に会ったおかげで 色々解決できました
 今度は‥2人でまた来 ます」
 
「ああ
 今度は連絡しろよ」
 
「楽しみにしてますね♪ 」
 
「はい」
 
 
 
ニコッと微笑むと、シンは静かに席を立った―― 
 
 
 りん様と響夜様に会い に行って正解でした… 2人とも‥50年前と なにも変わらず安心し ました‥‥
 
 
 
 
 
 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ