テキストサイズ

好きなの

第3章 苦しみ

「キャッ、、」

そのまま上に乗る柊先生をなんとか押し返そうとした。

「先生、、いきなり何を、、」

「暴れないでよ、これがばらまかれてもいいの?」

そう言った先生の手には私と松樹先生がキスしている写真だった。

「どうして、、それ、、、」

「ダメだよねー先生と生徒がこんなこと。ビックリしたよ、昨日通りかかったらこんなのが見えてさー」

楽しそうに写真をヒラヒラしている先生のもう片方の手はしっかりと私の両腕を押さえていた。

「ッ、、何が・・目的なんですか。。」

必死で涙をこらえて聞いた。
泣いたら負けだと思った。

「そうだなーこれから毎日ここに来ること。それと俺の相手をしてくれることかなー意味は分かるよね?守らないとバラしてもいいんだよ
これ」

先生は有無を言わせずに宣言した。
私は頷くしかなかったんだ。松樹先生を守るために。。。

「分かりました」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ