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好きなの

第4章 届かない思い

~柊先生side~

「どうして、、それ、、、」

本当に驚いてそして悲しそうな顔をしたしえるが思い出された。
あんな顔をさせたいわけじゃなかった。
俺はしえるに・・・

「はっ、覚えてなくて当然か。あんな昔のこと・・・」

自分でしていて嫌になる。
しえる・・・

キスをしたときのしえるは色っぽくて、大人になったんだと思った。
しえるは、俺のものだ。
俺だけの・・・・



「しえるねー崇兄ちゃんのお嫁さんになるー♪」

「・・・・・ん・・・・」

いつの間にか寝ていたみたいだった。夢か・・・
崇兄ちゃん。そう呼ばれていたんだったな。

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